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川本三郎著「小説家たちの休日」

11月29日(木)

敬愛する文芸評論家 川本三郎氏の本である。
サブタイトルに「昭和文壇実録」とある。
時間をかけてゆっくり読んだ。

小説家たちblog
三島由紀夫 石原慎太郎の表紙

担当編集者の記に

『 踊り子を抱き寄せる永井荷風、自宅の庭で和服を着た三島由紀夫、
そして愛人と一緒に撮影された檀一雄――。
写真家・樋口進さん秘蔵の、昭和に活躍した文士たちの貴重な写真とともに、
当代きっての評論家・川本三郎さんによる65名の作家の「意外な素顔」を楽しめる1冊です。
雑誌「諸君!」での連載を書籍化するにあたり、
連載時には掲載されなかった写真も収録。
作家たちの等身大の姿を楽しみながら、昭和の文壇をのぞいてみませんか?(KN) 』

とあった。

仕事が終わった夜 静かな がらくた・骨董「滑稽堂」で、
独りで、じっくり読んだ。
何日も何日もかけて読んだ。

名前さえ知らぬ 全く知らない文士。
名前だけは知っている文士。
一度も読んだことのない文士。
好きな文士もいれば、さほど好きでもない文士もいる。

でも、川本三郎氏の文章を読んでいると、興味が沸いてくる。
ああーそうか。なるほど なるほど。
作品 探して読んでみようかな と思ってくる。

小説が原作になっている映画とからめて、監督 俳優などのことを書いているのも、
川本三郎氏ならではのことである。
映画評論家としての、側面をうかがえる。

それにしても、川本三郎氏の(作品 文献 資料)読書量の凄さに驚いてしまう。
評論家として 当然なのかもしれないが、驚くばかりだ。
知識の広さ 深さに驚嘆する。
益々ファンになる。

巻頭は「永井荷風」巻末は「江藤淳」。
川本三郎氏らしいかな。

もうひとつ よかったのは、樋口進氏の写真だ。
文士の写真を見るだけで、文士の個性が判るような気がする。
すごい写真家だ。

次 読もうとしているのは、川本三郎著「白秋望景」である。
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プロフィール

haratetsu

Author:haratetsu
原哲(はら てつ)

1950年香川県生まれ
丸亀高校卒
金沢大学中退(工学部電気工学科)
洒落集団「滑稽倶楽部」主宰
1999年から多度津商工会議所会報でエッセイ連載中(月刊)
漫才やコントの脚本、川柳、俳句に興じ、尺八を吹き、
チェロを弾く
多度津町在住

※エッセイ集「滑稽倶楽部」 1260円
  2006年12月出版
  お譲りします

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