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ヘラジカのイルミネーション

12月31日(月)

好(す)かん注射をして、薬を真面目に(まだ3回だけ)に飲んで、
風邪の病状は、メキメキよくなった。

携帯が鳴った。
Y 医院の奥さま K 子さんからだ。
「年末でお休みのところスイマセンが、イルミネーション お願いします」
「いえいえ 休みじゃ ありません」

Y 医院の前庭に、ヘラジカのモニュメントが建っている。
鍛金(たんきん)彫刻家・安藤泉さんの作品で、20年位前に設置した。
ヘラジカの角に捕まった童子が印象的な作品である。
「大空を翔る」と題された、実に素晴らしい作品だ。

ヘラジカblog

安藤泉氏の作品は全国各地で見ることが出来る。
東京駅のキリン 堺市のゾウ などなど 全国各地にある。

このヘラジカの左右に木が植わってある。
その木にイルミネーションで電飾をした。
それまでもしていたが、新たに電飾をした。

息子と二人で、「あーでもない」「こーでもない」と作業した。
「親父 センス 悪いのー」なんて云われながら、作業した。

もともとあったのだから、言わば更新だ。

点灯は、夕刻暗くなってから、灯るようにしてある。
5時間後に消えるようにしてある。
自動だ。

ここは、多度津の田舎町で、狭い町だが、都会的ないい空間である。
ヘラジカのいい空間である。


今年も終わろうとしている。
今日は今から、隣町 丸亀の 美術家 H 氏のアトリエの電気工事だ。
早い1年だったが、色々あった。
色々あったから、早かったのだろうか。

今夜は紅白歌合戦でも見ながら、思いっきり一杯呑(や)ろう・・・
この番組 全く知らない歌手たちばかりが出ているみたい。
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風邪ひいた

12月30日(日)

2~3日前から ちょっと おかしかった。
喉がイガイガしていたが、煙草は、そんなにまずくない。
むしろうまい。
ビールも酒も旨い。

昨朝 寒気がするので、体温計で測ると、37℃あった。
年末年始だし、病院がお休みになるので、かかりつけの Y 医院へ行った。

Y医院blog
Y 医院 昭和初期のレトロな建物
木造2階建て
左の庭に ヘラジカのモニュメント

Y 医院は、お得意様で、仕事では頻繁に来ているのだが、
”患者として”玄関から入るの何年ぶりだろう。

顔見知りの看護婦さんたちが「どしたん?」
「風邪みたい」

診察してもらった。
Y 先生「注射しましょう」

子供の頃から 注射が苦手である。
精神的によくない。

ええーおっさんだが、「注射 イヤや」と云うのも何だが、
嫌いなものは、いつまで経っても 嫌いだ。

腕を巻くって、拳を握り、アサッテの方向を見た。
「力 抜いてください」と看護婦さん。
「大丈夫ですか?」
「注射 嫌いなんです」
ものの数秒で終わったが、どうも 注射はいかん。

薬をもらって、次の仕事に出かけた。

今日は、年末の日曜日だが、洗濯機の配達がある。
これだけ、処理したら、休日にしようかな。
風邪ひいてもなかなか休めない。

最後に1句
 ※ チクリ刺す  注射スカン  師走風邪

ビクターの犬

12月29日(土)

他界した両親の家を、仕事で空いた時、掃除をしている。
何日も、何度もやっている。

倉庫からビクターの犬が3匹出てきた。
この置き物 昭和30年代に景品として、配っていた物である。
名を「ニッパー」と云う。

わが店は、ずーっとナショナルショップだったが、
一時 ビクターとも契約をしていて、
ビクターのステレオを取り扱っていた時期もある。
ステレオが売れた時に、この犬を景品として差し上げていた。
もう50年前のことだろう。

中型犬 1体と小型犬 2体である。
愛らしい表情の陶器製だ。

既に持っていたニッパー 1体と合わせて 計4体ある。

ビクターblog
ニッパー4匹

ビクターのブランドは、蓄音器のラッパに聞き入るように、
少し顔を傾けたニッパーの姿が使われている。
このちょっと傾けた表情が何とも可愛い。

何でも捨てずに、物を大事にしていた父親の持ち物の中にあった。

私の経営する?運営する がらくた・骨董「滑稽堂」の一角に、
商品として、展示することにした。

寄り添う猫

12月27日(木)

冬になると、海の波が高くなる。
多度津沖 佐柳島へのフェリー”新なぎさ丸”も欠航する。
今年は欠航回数が多い。

先日 冷蔵庫の配達 他の仕事で、佐柳島へ行った。
欠航寸前の風が吹いていた。
欠航になりそうな白波だ。
でも、約束なので、「結構 波高しだが 欠航覚悟で 決行」した。

案の定 フェリーに乗った私の仕事車は、海水を浴びて、”わや”じゃ。
(わや=方言 大変な様)

「風 きついノー」と言いながら、息子と冷蔵庫の搬入完了。
空き箱を置いて、次の仕事にかかった。

昼餉を借家「滑稽庵」で摂った。
寒く、風がきついが、この借家 ありがたい。
こたつに入って、電気ストーブをつけ、昼餉を摂れる。

昼からの仕事に出かけた。
冷蔵庫の空き箱の上で、猫たちが寄り添い、かたまっていた。
お互いの暖で、寒さをしのいでいるのだ。

寄り添う猫blog
冷蔵庫 空き箱の上の猫

何か いい感じだ。
仲良く 黙って お互い 寒さを暖め合ってる。
微笑ましいし、その姿に和む。
こちらまで、温くなるような感じだ。

数えてみると、大小 色とりどり 合計7匹 居た。

人間様も自分のことばかり主張しないで、
猫たちのように、もっともっと助け合えばいいのになあー

すゞらんの岡持

12月26日(水)

岡持(おかもち)と読む。
取っ手の付いた桶のことで、出前の時 食べ物を運ぶのに使う。
この岡持 すゞらん食堂では、洋食を出前するのに使っていた。

それとは別に、その後、寿司場を増築したので、
寿司や鍋物などを出前するに、赤い大きな函もあった。

すゞらん岡持blog
扉は上へ上げる
滑稽堂で撮影

この岡持 多度津の人には懐かしい代物である。
この岡持のお世話になった人は随分いるに違いない。

オムライス ライスカレー ハイシライス(ハヤシライス)なら3皿入る。
今でも蓋を開けると、洋食の匂いがする。

すゞらん食堂が閉店する時、この岡持をもろた。
店主のTさん 「君なら あげよう」と くれた。
子供の頃から随分可愛がってくれたし、わが家は馴染み客であった筈だ。

親父はすゞらんの常連だったし、ここの電気設備は全て親父の手によるものだ。
食品を、2F 3Fへ上げ下げするリフトは親父の作品だった。

”何ぞ事”の時は、家族で すゞらんを使っていたし、
2階3階の部屋でもよく小宴会をしていた。
”わが家の第2台所”なんて言っていた。 

実はこの岡持 釘を1本も使っていない。
指し物大工の H建具店(先代)の作だ。
木の材質は何か判らないが、取っ手 扉などの”意匠”が素晴らしい。
持ち易く 運び易く出来ている。

扉の”すゞらん”の字は、多度津の看板屋 Mさんの字かな。
随一の達筆職人だった。

もちろん がらくた・骨董「滑稽堂」の所蔵品として、展示してある。
プロフィール

haratetsu

Author:haratetsu
原哲(はら てつ)

1950年香川県生まれ
丸亀高校卒
金沢大学中退(工学部電気工学科)
洒落集団「滑稽倶楽部」主宰
1999年から多度津商工会議所会報でエッセイ連載中(月刊)
漫才やコントの脚本、川柳、俳句に興じ、尺八を吹き、
チェロを弾く
多度津町在住

※エッセイ集「滑稽倶楽部」 1260円
  2006年12月出版
  お譲りします

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