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DVD「鬼平犯科帖」

9月30日(木)

今日で暑かった9月が終わる。
私のブログは瀬戸内国際芸術祭のことが
1週間以上続いているが、まだ続く。


瀬戸内国際芸術祭の帰り道、
JR高松駅で電車の時間待ちの間、本屋に入った。
鬼平犯科帖のDVDを見つけ”衝動買い”をしてしまった。

池波教の信者として、「鬼平」は全て読んでいるし、全て観ている。
同じ作品を繰り返し観ているのに、買ってしまった。

鬼平blog

通常 1790円のところを 発刊記念特価 790円ということも
”衝動買い”を後押しした大きな理由である。
第1話「暗剣白梅香」 第2話「本所・櫻屋敷」だ。

第1話、中村吉右衛門 鬼平の記念すべき第1作。
それまで、父親の松本幸四郎、丹波哲郎、中村錦之助が鬼平を演じた。
ゲスト 近藤正臣、中村又五郎

第2話、有名すぎる名作中の名作。
ゲスト、江守徹、萬田久子。切ないストーリーである。

久々に夜遅くまで観入ってしまって、寝不足である。
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瀬戸内「森」国際芸術祭

9月29日(水)

小豆島作品群(全て行ったわけじゃない)の中で、
私の一番好きな作品「森」である。
安岐理加さんの3部作のひとつ。

森1blog
ヤツの実家近くの景色に似ている

田園の中の1本木(ニッキの木)に、丸太ではしごを取付け、
その上に木箱を置いてある。
小鳥たち用の巣箱かと思ってしまう。

森2blog
見た目は まるっきり巣箱

はしごを2?3段登り、
箱の中を覗き、向うを望むと、
湖がないのに、森の下に湖が現れる仕掛けになっている。
驚いてしまう。
ほのぼのとした感動がある。

森3blog
”覗き趣味”のおっさん

箱の下に鏡が貼ってあり、空が湖に変身するわけだ。
湖と森の”雄大なパノラマ”が小さな箱の中に現れる。
いや、”ささやかなジオラマ”かな。

森4blog
空と湖 上下対称

実にいい。
シンプルでいい。
発想がいい。
ほっこりとした気分になる。
大好きな作品だ。
小豆島で生まれ育った彼女ならではの作品だ。

小豆島へ来てよかった。
安岐理加さんに会ってみたくなった。

しばらくすると、若い女性がおばあちゃんを連れてやって来た。
おばあちゃん「はしごに、よう登らんワ」
「私が押し上げてあげるキン」で介助した。
「おもっしょかった」(方言=面白かった)
そして最後に一言「冥土への”ええ土産”ができた ハッハッハ」

※最後に1句
   はしごから  箱を覗くと  空と湖(うみ)

瀬戸内「径」国際芸術祭

9月28日(火)

安岐理加さんの次の作品が「径」(みち)である。
中山と肥土山を流れる川沿いに静かな小道がある。
木陰の径である。

径2blog
”光源氏の小路”と勝手に名付けよう

片側に水が流れ、片側は草木が生い茂った里山である。
散歩するにはもってこいの、なだらかな坂道だ。
この径の中程にちょっとした仕掛けがしてある。

径1blog
右上の白い物体が発光する

ここを人や鳥が通過すると、
木の葉に取り付けてある白い物体が蒼く光る仕掛けになっている。
風が吹いても反応するらしい。
蛍をイメージしているのかな。

深夜に歩けば”不気味な””異様な”径かもしれない。
センサー、LED、バッテリーを使っている。
いわば”ハイテク”と”自然”の融合だ。

なんとなくほっとする作品である。
こういうの・・・好きだ。


※1句詠んでみた。
   風吹いて  小径(こみち)歩けば  蛍飛ぶ

瀬戸内「泉」国際芸術祭

9月27日(月)

瀬戸内国際芸術祭のことばかりを1週間続けた。
昨日”女木島”へ行った。
アート巡りのブログがまだまだ続きそう・・・


春日神社 農村歌舞伎舞台あたりは”中山千枚田”である。
斜面に棚田が重なりあっている。
千枚田(せんまいだ)だから、千枚あるのかと思ったら、800枚らしい。
一番狭い田は畳2枚の広さらしい。
この景観が素晴らしい。

千枚田blog
稲刈りを済ませた田もある

千枚田の中程に作品「泉」があった。
安岐理加さんの作品である。
安岐さんは地元小豆島で生まれ育った若手アーティストである。
他にも「径」「森」の作品がある。
随時ブログに記すつもりである。

豊かな感性の持ち主だ。
ファンになった。

さて、「泉」だが、千枚田の畦道に湧き出る小さな泉がある。
少量の水だが、この水が千枚田を潤している。
泉の横の木に海辺で拾った貝殻をぶらさげてあるだけの作品だ。
”拾った”というのがいい。
大袈裟でない、何てことはない作品だ。
私は、こういうの大好きである。
ひとりで微笑んだ。

泉1blog
正面下から水が流れている

吊るされた”拾った貝殻”が 神社の御幣(ごへい)のようにも見える。
神社の厳かな雰囲気にも思われる。
水に対する敬愛感謝の念かもしれない。

瀬戸内「家」国際芸術祭

9月26日(日)

家を出てから”アート巡り”まで6時間もかかった。
JR、船、バス、昼餉、ウロウロキョロキョロ・・・と6時間。
ブログでは1週間かかった。

中山地区の春日神社前でバスを降りると、
下方に巨大なドーム型の建造物が見えた。
王文志の作品「小豆島の家」である。

小豆島の家1blog
春日神社下より望む

若い女性が「すいません カメラのシャッターお願いできます?」
「じゃあ 私もお願いします」
「前向いてください」
「そのままお願いします」
「後ろ姿でいいんですか?」
「写すような顔じゃありません」

全て竹で作っている。異様な空間である。
実に面白い。
竹の通路を歩くと何だかいい気分になってくる。
中央には横になれるスペースがあり、
大勢の人が寝そべっている。
私も横になってみたいが、空きスペースがないので、
通路に寝そべった。

小豆島の家2blog
みなさん土足で歩く場所

天井を見上げた。竹のパノラマだ。
幾何学模様が万華鏡のようだ。
竹の間から見える太陽の光が美しい。
面白い。が、雨の時は大変だろう?
遊び心があって、いい。

小豆島の家3blog
ドームを下から撮影

いい作品だ。”竹踏み健康法”で健康になりそうだ。
素足で歩いた方がよかったかな。
だんだん、自分も「アーティスト」になってきたような気分になった。
プロフィール

haratetsu

Author:haratetsu
原哲(はら てつ)

1950年香川県生まれ
丸亀高校卒
金沢大学中退(工学部電気工学科)
洒落集団「滑稽倶楽部」主宰
1999年から多度津商工会議所会報でエッセイ連載中(月刊)
漫才やコントの脚本、川柳、俳句に興じ、尺八を吹き、
チェロを弾く
多度津町在住

※エッセイ集「滑稽倶楽部」 1260円
  2006年12月出版
  お譲りします

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