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ゆかた会

4月30日(金)

昨日の祝日は佐柳島へ仕事で行った。
強風でフェリーが揺れ、転覆してしまうのでは?怖いくらいだった。
今日で4月も終わる。

夏の出来事を書いた文章である。
また今年も、しばらくすると、
「暑い あつい」を連発する季節になるのである。



          ゆかた会


年齢、職業の違う15名の愉快な仲間たちが、毎年この時期に、暑気払いの酒宴をやっている。
何の規制もないのだが、ひとつだけ決まり事がある。
「いでたちは和」である。もちろん、ゆかた姿が多い。作務衣、甚平の人もいる。

鍋 盃blog
並んだ徳利 酒宴の跡

普段、ゆかたなんざ着ることのない連中だから、しっくりと着こなせていない。
安物ゆかた3点セットを買い込んでくる輩もいれば、
旅館の寝間着か?はたまた天才バカボン風だったりする。
これがまた滑稽なのである。

女性陣はそれなりに絵になっている。
「箪笥の肥やし」だったゆかたを引っ張り出したのだろう?
大島やちぢみの高級ゆかたを羽織っている。なかなかいい。
ゆかたを着ると、おのずと小物にも気を配る。
下駄や雪駄、タオルやハンカチじゃなく手拭になる。
ハンドバックでなく巾着になる。
おのずと団扇を手にする。

日本の気候風土には「和」が最適である・・・とうそぶきながら、洋のビールをあおった。
この日ばかりは熱燗でなく冷酒を飲(や)った。

この日私は「和」を貫いた。
ゆかたの下は「ふんどし」だった・・・


    会議所会報 2008年8月号より
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塩入温泉

4月29日(木 祝 昭和の日)

先輩のT氏夫婦が、よく行っているらしい。
泉質が気に入って、よく行っているらしい。
ほぼ「常連」だそうな。

ある日、仕事を早めに切り上げ、ヤツと行った。
お琴仲間 尺八仲間と、温泉に併設されているコテッジで宴会をしたことがあった。
もう10年以上前のことである。
あれ以来2回目の塩入温泉である。
仲多度郡まんのう町仲南町にある。
多度津も仲多度郡なのに善通寺市を挟んで離れている。

塩入温泉blog
塩入温泉入口

平日だったこともあり、閑散としていたが、私にはその方がいい。
泉質は、ぬるぬる感があり、少し濁っているが、
その方が温泉の湯らしくていい。

例によって普段はカラスの行水だが、念入りに入浴した。
ちょっと遠いが、たまには来ることにしたい。
入浴料500円。
温泉はいい、疲れがとれた気分になる。

帰路時には闇夜になっていた。山奥なので民家が殆どない。
以前、この辺りで古民家の借家を探がしたことがあった。
「庵」にしたい為だった。
同級生F君の実家はたしかこの辺だったと思う。

北西には満月が浮かんでいた。

金沢慕情「能登の旅」

4月28日(水)

大学2年生の時である。
文芸部の先輩E氏の母上と妹君が、金沢へ来た。
アルバイトに忙しいE氏は、母妹の相手をすることが出来ない。
折角、神戸から訪ねて来たのに・・・

同じく先輩のY氏と暇な私が、お相手することになった。
Y氏のボロ車に乗って、兼六園、浅の川、卯辰山、香林坊、犀川、野田山
市内をご案内し、能登へ向かった。

千里浜の波打ち際を走った。古民家の文化財なんかも訪ねた。
何処をどう走ったかは記憶に薄い。

千里浜blog
千里浜なぎさドライブウエイ

飛び込みで輪島の旅館に泊まった。
1泊のつもりは全くなかったが、暇な学生なので、何らさしつかえない。
何を食べ、何を飲んだか記憶に薄い。

鮮明に覚えているのは、翌朝に輪島の朝市に行ったことだけである。
私は何にも買わなかったが、Eさん母娘は多量に買い込んでいた。
松本清張「ゼロの焦点」の舞台 能登金剛へ行ったのも印象的だった。

輪島朝市blog
現在の輪島朝市

その日、またボロ車で走り、その日の夜、神戸に帰って行った。
結局、息子に会うことなく、兄に会うことなく金沢を後にした。

能登の旅費用は?覚えていない。
お金のない貧乏学生の私が払ったとは考え難い。
おそらく、いや絶対にご馳走になった筈である。

あれから40年。
ゆっくりと、能登方面を旅したい。

レコード♪鳥の歌

4月27日(火)


N先生がパブロ・カザルスのレコード「鳥の歌」を持ってきてくれた。

鳥の歌blog
カザルス「鳥の歌」

氏は10年程前、週刊毎日に「日本の名医1000人」に載った。
当時、京都府立医大病院勤務だったが、今は丸亀の病院にいる。

名医でしかもプロ顔負けのバイオリニストでもある。
府立病院で患者さん向けに、月1回の演奏会を長年続けていた。

何故わざわざレコードを持ってきてくれたか?というと、
私のエッセイ集「滑稽倶楽部」を差し上げていた。
その中に「鳥の歌」という文章がある。
チェロのお笑いレッスン奮闘記である。

それを読み、カザルスが国連本部で演奏したライブ盤をくれたのだ。
素晴らしい演奏に身震いする。
アナログの方が臨場感や息遣いが伝わってくる。

「チェロの発表会」以降、チェロから遠ざかっている。
もうひと月が過ぎ去った。
また奮起して、下手は下手なりに稽古を始めなくては・・・

旅立てない

4月26日(月)

昨日、日曜日朝、何処かひとり旅へ旅立とうと、JRの時刻表を見ていた。
天気上々。本州へ渡ろうか、先週の続編で川之江から東へ行こうか考えていた。

時刻表blog
時刻表 老眼鏡に虫眼鏡が要る

携帯が鳴った。「昨夜から電気が灯かない」とお客さんからだ。
仕方ない「緊急往診」だ。旅立ちの腰を折られてしまった。
電線の電気的疲労だった。処置し完治した。

また携帯が鳴った。
私の仕事ぶりを見ていたかのように、片付けが終わった直後だ。
「新築現場へ来て欲しい」と・・・
仕方ない。駆けつけ、打ち合わせをし、作業した。昼からもした。

もう4時だ。今からでは、遅すぎる。今日のひとり旅は諦めた。
ボケの犬を連れて散歩するのが関の山だ。

喜んだのはボケ犬「メリー」だけ。
プロフィール

haratetsu

Author:haratetsu
原哲(はら てつ)

1950年香川県生まれ
丸亀高校卒
金沢大学中退(工学部電気工学科)
洒落集団「滑稽倶楽部」主宰
1999年から多度津商工会議所会報でエッセイ連載中(月刊)
漫才やコントの脚本、川柳、俳句に興じ、尺八を吹き、
チェロを弾く
多度津町在住

※エッセイ集「滑稽倶楽部」 1260円
  2006年12月出版
  お譲りします

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