鬼平ファイナル

3月22日(水)

多度津商工会議所の会報 片隅にエッセイを連載している。
3月号の文章だ。



       鬼平ファイナル


昨年末の放映で、中村吉右衛門の鬼平犯科帳が全て終わった。
スペシャル版を含め全150作に幕を降ろした。

松本幸四郎 丹波哲郎 中村錦之助に続き、吉右衛門が26年間 鬼平を演じ続けた。
役者としての年齢的な体力的な限界であろう? 
原作者・池波正太郎を師と勝手に仰ぐ私としては、胸が詰まる思いがある。

原作は全て読み、放映はリアルタイムで見、更にまた、レンタルビデオで見、
時の流れと共にレンタルDVDで見、
そして現在 BSデジタルで録画して見ている。
まさに自称「鬼平狂」である。

鬼平blog
ご存じ! 鬼平!
会報には写真なし

酒を呑む鬼平の所作がたまらない。
時折登場する酒の肴に生唾が出る。

密偵たちがいい。
彦十の洒脱さ。
おまさの芯の強さ。
伊三次 粂八 五郎蔵・・・いい味の役者が揃っている。
耳には鬼平音楽が流れている。

鬼平ファイナル版は2作品で、しっかり録画してある。
前編「五年目の客」は見たが、後編「雲竜剣」は見られない。
「これで全て終わってしまう」と思うと、寂しくて、悲しくて、もったいなくて見られない。
見たいのに見られないのである。

最後に1句
 ※ 池波や  鬼平と共に  三十年


                         作者   原 哲
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たばこ自慢

3月17日(金)

古い文章が出て来た。


居酒屋じゃこ家で、一杯呑んでいた時のことである。
生ビール中を 2杯空け、3杯目を呑っていた。
もうそろそろ 熱燗に切り替えようとしていた。

たけのこ と ワカメの煮物。
焼きアナゴ。 
絶品は 真サバの刺身 を肴に 呑っていた。
そして 私は煙草に火をつけた。

メビウスblog
禁煙して大分になるので煙草が手元にない
以前のブログ写真を流用

隣に座った じゅんちゃんが、
じゅん 「えー たばこ吸うんですか?」
私  「結構 ヘビースモーカーやで」

じゅん 「たばこ なかなか止められませんネー」
私 「そーやなあー」

じゅんちゃんも煙草に火をつけた。
ふと見ると、華奢なデザインの 1mgのたすい(方言=ゆるい)たばこだ。
「なんや たすい煙草やノー」

じゅんちゃん 私のメビウス10mgを見て、
「ハードな煙草!・・・ おそれいりやした」

別にきつい煙草を吸っているから 胸張ることはないのだが、
昔から この銘柄を吸っているだけのこと。

たばこ自慢・・・自慢にならない。
煙草 止めようとしているのに、止めれないだけのことである。

かつお人間・だししょうゆ

3月15日(水)

高知日曜市で、私が、買った唯一のお土産だ。
お土産と言う言い方 おかしいが・・・
自分の為に買うた。

だししょうゆblog

タイトルの変な名が付いた醤油瓶だ。
中にカツオ節の切り身が入っている。
540円也。

この中に、自前の醤油を入れれば、
自前のだし醤油が出来るのだ。

「だし醤油」の人気が高まっている近年、
面白い発想である。
香川県地元では、坂出市 鎌田の出汁醤油が評判だ。

もともと 私は 「醤油好き人間」で、
何にでも醤油をかける。
醤油をかけると、「風味」が増すように思える。
漬物には絶対かける。
沢庵にだってかける。
ヤツに言わせると 私は 「味音痴」だそうな。

ウスターソース トマトケチャップ マヨネーズ好きだ。
塩 こしょう さんしょ しょうが 山葵 好きだ。
それに「味の素」。

醤油を入れて12時間で完成で、何度も使えるそうな。
昨日 晩飯時 かまぼこ にかけたが、
まあーまあーの「出来具合」だった。

最後に1句
 ※ かつお節  醤油を垂らし  猫まんま

南伸坊 著 「オレって 老人?」

3月13日(月)

イラストレーター 南伸坊さんの エッセイだ。
同じく路上観察学会 赤瀬川原平さんの「老人力」を彷彿させる。

洒落っ気のある見方で、「老い」を捕えている。
軽るーく 「老い」を自覚している。
誰にでも来る「老い」を歓迎しているかのようだ。


俺って老人blog

そー云えば、俺だって 「老い」を感じている。
いつまでも 「ガキじゃない」
      (やることはガキみやいやけど・・・)
いつまでも 「若いし (方言=若者) じゃない」 
いつまでも 「おっさんじゃない」

こんな 肩や肘のはらない 本がいい。

日曜市へ

3月9日(木)

日曜日 休日にした 休日になった。
朝起きてヤツに
「日曜市にでも 行っか?」で、高知へ向かった。

天気もいいし、気温も高かめだ。
久しぶりの高知だ。

ヤツは高知生まれの高知育ち。
岳父の転勤で、中学3年生まで居たそうな。
高知市の ど真ん中 ”さえんば” という所だ。
近くに 武市半平太の塾所址がある。

少し歩けば はりまや橋。
もう少し行けば、坂本龍馬の生まれた場所だ。


高知の日曜市は、ものすごい人で賑わっている。
何度も来ているが、その度 楽しい。

野菜 果物 鮮魚 干物 てんぷら すし 揚げ物
陶器 包丁 手芸品 骨董 様々だ。

ヤツは、ほうれんそう トマト しらす めざし 漬物を買った。
私はついて歩くだけだが、楽しい。

「台所の包丁が切れない」 と包丁を買った。
高知は刃物の名産地だ。



昼餉は、”おらんく家” という鮨屋へ入った。
何度も来ている。
高知らしい魚が並んでいる。

たたきblog
高知へ来たなら かつおたたき

いわしさしみblog
いわし刺身

瀬戸内の魚とは違う大胆さがある。
狭い四国だが、ひと山超えると、気質も風土も文化も全く違う。

土佐の豪傑を 「いごっそう」と言う。
豪傑な女性を 「はちきん」と言う。

高知・・・好きだなあー

最後に1句
 ※ 「切れない」と  包丁買う  土佐刃物
プロフィール

haratetsu

Author:haratetsu
原哲(はら てつ)

1950年香川県生まれ
丸亀高校卒
金沢大学中退(工学部電気工学科)
洒落集団「滑稽倶楽部」主宰
1999年から多度津商工会議所会報でエッセイ連載中(月刊)
漫才やコントの脚本、川柳、俳句に興じ、尺八を吹き、
チェロを弾く
多度津町在住

※エッセイ集「滑稽倶楽部」 1260円
  2006年12月出版
  お譲りします

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